木の器の講習会はこんな感じです。

１１月木の器の講習会を二度開催しました。残りは１２月５日・１２日の１コース。

使う道具は彫刻丸ノミ（30mm）と平ノミの２本、それとゴム槌。

「シンプルな道具で器は十分できますよ！」という講習内容。

最初に板を選んでもらって、鉛筆でお皿の曲線を描いてもらいます。

自分の中にあるもっともベーシックだと思われる曲線を見つけてもらう。

自分の中にあるそれは、みな違っていて。

その微妙な違いのなかにこそ「その人らしさ」があると私は思います。

人と比べて決める形ではなくて、自分の中にあるベーシックを突き詰めて自分の形へたどりつきます。

写真の白い槌はゴム槌です。

彫りをされている方、ゴム槌はオススメです。

音が響かないし、手首も楽です！　お試しください。

ボール盤を使って、フォスタービットで荒削りする方法も一応紹介しましたが、どなたもなさいませんでした。

すべて手で彫ってくれました。それがいいです。

仕上げはクルミのオイル。

使いながら何度もオイルを染みこませてくださいね。

興味のある方、１２月の木の器どうぞご参加ください。