おかげさまでテノ森も2度目のお正月を迎えることができます。
以前から作ってみたかった木の鏡もち、サンプル作りが間に合わずにあきらめていると何人かの方からお問い合わせが…。
サンプル作ってみるとたのしい。
木の小物をつくるスーパーおじいちゃんミチオさんと、鏡もちを木でつくるときに色をどんなふうに塗るのがいいかと言う話になりました。ミチオさんがつくる木の鏡もちは自然にヒビの入った松材でざっくりと作られていて、ひとつひとつ表情が違って面白い。色塗りは娘さんがセンスよく仕上げます。鏡もちのサンプルをつくろうとテノ森にお借りすると飛ぶように売れてしまう…、私には一銭も入りませんが売り物をお借りしているので購入希望者があれば売らなければならない(笑)もっと見たいのに…。
色の話ですが、娘さんはセンスよく着色しみかんが茶色で、お餅が深い茶色のベースに白い絵の具を刷毛跡を上手に残して仕上げます。ミチオさんはみかんはみかんの色で塗るのがいいし、お餅は本物みたいに真っ白にするのがいいと思うと少々納得がいかないようです。若い人にはいいかもしれないが私みたいな年寄りには自分と同じセンスを喜ぶ人もいるんじゃないかと。
私とミチオさんが頭をひねっていると、木のコップを製作中のお隣りの画家さんがテノ森に来たので着彩の相談をしてみる。彼女の意見はシンプル「このままがいい!」
「大事なのはね、鏡もちの思い出をここに観るということなの。本物に近づけたかったら本物をつくればいいでしょう。」
ミチオさんこの言葉がストンと心におちて大喜び。
テノ森ではどんな鏡もちができるかな?
今年はギリギリで人が集まらないかもしれませんが、来年はいろいろな鏡もちを観るのが楽しみです。
そんな会話をしながらミチオさんとお隣りの画家イワナガさんはこんな木のコップを作られました。
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Katie Zipp (水曜日, 01 2月 2017 19:57)
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August Duke (金曜日, 03 2月 2017 07:21)
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Lee Dowless (金曜日, 03 2月 2017 10:44)
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